シス暗黒卿の魔の手により、ほとんどのジェダイが滅びた宇宙。
銀河帝国が支配する中、反乱軍は帝国軍に一矢報いる勝利を収める。
戦いの中で帝国軍から入手したデススターの設計書を手にしたレイア姫は
設計書を故郷に渡すため、R2にオビ=ワンの元へいくように伝えていた。
R2とC3POの脱出。オビ=ワンの元へ
シス暗黒卿の世界に変わってから十数年、
反乱軍は秘密基地を設けて、帝国軍へを倒す力を溜めていた。
物語は、帝国軍に一矢報いたところから始まる。
今思えば、物語の始まりも
かなり違和感があり、大部分の情報が抜け落ちた状態で
スタートしていることがわかる。
そう思わせない作風にしているジョージ・ルーカス監督に感銘を受ける。
さて、デススターの設計書である、
デススターとは惑星ほどの大きな宇宙ステーション。
デススターには最強兵器(ビーム)が搭載されており、
この兵器を使えば、一瞬で惑星が消滅してしまう恐ろしい兵器だ。
デススターの影響で反乱軍は抵抗しにくくなっていた。
そのデススターの設計書を手に入れたのだから、レイア姫はすごい。
レイア姫は設計書を故郷のオルデラーンに持って変えるために、
外交特使団と偽って宇宙を渡航していた。
しかしダース・ベイダーはこれを見破り、
レイア姫の船に乗り込んできたのだ。
レイア姫はとっさのことに、一緒にいたR2へ
設計書と思われるCDメディアを装填。
さらに
「オビ=ワン、助けてほしい」というホログラム映像を録画し、
R2とC3POを脱出ポッドで逃すことに成功する。
レイア姫は口を割らすために捕らえられ、
デススターの独房へと入れられてしまった。
ルークスカイウォーカーとオビ=ワンとの再会
R2とC3POが向かった先はタイトゥーン。
エピソード1〜3でも登場するタイトゥーンは、
アナキン・スカイウォーカーとルーク・スカイウォーカーが育った町である。
どうやらオビ=ワンはタイトゥーンにいるらしい。
R2らはタイトゥーンに着くなり、
サンドピープル(砂漠の民)に捕まるが、
運良くルークの住むラーズ家によって購入される。
偶然というよりは物語を描く上で必然なのだが、
R2は職務を放棄し、一人でにオビ=ワンを探しに行く。
この時、C3POがR2の記録を翻訳してルークに伝えると
「オビ=ワン・ケノービ!?、ベン・ケノービなら知ってるけど・・・」と
オビ=ワンと似ている名前の人は知っていると答えていた。
R2は単独に探しに行くが、サンドピープルから救うために
ルークはR2を追いかける。
しかし、
サンドピープルに背後から殴られてやられてしまう。
気絶していると、そこに現れたのがマントを被った男。
ベン・ケノービだった。
事情を聞いたオビ=ワンは
「オビ=ワン?あ〜それは私のことだ。昔そう名乗っていた。」と明かし、ルークに父のこととジェダイのことを伝えるのであった。
この時、ルークの父はダース・ベイダーなるオビ=ワンの弟子に殺されたと説明している。
レイア姫の録画を再生したオビ=ワンは、
レイア姫や反乱軍の助けを聞いて、ルークに
「一緒に助けにいってジェダイの力を学ばないか?」
と誘う。
しかしルークは厳しい家のしつけに「仕事があるから無理だよ」と断ったのであった。
帝国軍の追跡、ジェダイへの道
ルークにとってはまさに大誤算だった。
R2とC2POが使った脱出ポットを追跡され、
帝国軍のドロイドたちが追いかけていた。
そして、
帝国軍はラーズ家を全て焼き払ってしまった。
オビ=ワンの元から戻ったルークは、
自分の家族が2人とも死んでいることを目の当たりにする。
もしオビ=ワンの元にいってなかったら
ルーク自体も殺されたいたことだろう。
家族を失ったルークは
「全てを失った。ジェダイになるよ」
オビ=ワンにジェダイになることを誓った。
⇨【『スターウォーズ エピソード1 ~ファントム・メナス~』アナキンとの出会い】
⇨【『スターウォーズ エピソード2~クローンの攻撃』悪のとばり】
⇨【『スターウォーズ エピソード3~シスの復讐』ダークサイドの支配】