主な受賞作品
コッポラ氏は、『ゴッドファーザー』が世界中で大ヒットを記録。
アカデミー賞をはじめ、複数の映画賞を受賞している。
『ゴッドファーザー』以外に有名作品では、
プロの盗聴屋が、ある男女のカップルの事件に巻き込まれる恐怖を描いた『カンバセーション』
ベトナム戦争を題材にした傑作戦争映画『地獄の黙示録』などがある。
経歴と家族関係
コッポラ氏はイタリア生まれのイタリア人だが、作曲家だった父カーマインk・コッポラの転勤でアメリカに移住。
カリフォルニア大学で映画を学びはじめると、ピンク映画や恐怖映画に手をつけはじめる。
若い頃には『パリは燃えているか』などを発表。
『ゴッドファーザー』で世界的に有名となる。
この『ゴッドファーザー』のコニー役の女優タリア・シャイアは、コッポラの実の妹である。
日本の名監督、黒澤明監督に傾倒
実はコッポラ氏は、黒澤明監督の大ファン。
『七人の侍』を何十回も観ているほど。
さらに黒澤明監督をノーベル文学賞を与えるべきだとして、ノーベル賞団体に手紙を送っている。
1978年11月30日号の週刊朝日の記事によると、
「私じゃ『七人の侍』だけでも12回も見ている人間ですから、こういうスケールの大きいクロサワ映画時代劇に接すると、それだけでワクワクしてしまうのです。『スターウォーズ』のジョージ・ルーカスにしても
私にしても、我々は黒澤監督の芸術的な息子と言っていい存在なのですからね。
というほど、ハリウッドの名監督は、黒澤明監督の影響を多大に受けているのであった。