トムハンクス主演映画の『キャッチミーイフユーキャン』は実際に存在する人物の自伝。その著者はアメリカのフランク・アバグネイル氏。
一体どのような人物なのかを紹介。
フランク・アバグネイルさんとは?
フランクさんは、現実に実在する人物だ。
ニューヨークに生まれるが、若い時に両親が離婚。
父親に顔をみたくなくなった家出をした後、数々の偽装事件を起こす。
とても穏やかそうな人物。
未成年になるまでは数々の詐欺を行ってきた。
詐欺の経歴
初めての詐欺
親のクレジットカードで物を購入し、それを売って現金化
銀行詐欺
偽の身分証明書を作って、銀行口座を作成。
請求先のない架空の人物で小切手を発行しまくった。
当時のレートで250万ドルを詐欺
身分詐欺
当時の有名な職業であった、パイロット、弁護士、医師だなどと嘘をついた。
だが勉強は真面目に行い、弁護士の資格を19歳で保有している。
逮捕
ついには、架空の小切手によって、FBIに追いかけられる。
何度も逃走しまくるが、逮捕され12年刑務所入りとなった。
現在
刑務所入りとなったフランクだったが、詐欺罪の調査を任されたため、5年ほどで出所する。
それからいろんな職を転々とするも、現在は、
企業向けの詐欺対策を専門としたアバグネイル・アンド・アソシエイツというコンサルティング会社を設立。
1年後には新たな妻と結婚している。
彼が書いた『キャッチミーイフユーキャン』は、その面白さからミュージカルにもなっている。