炎のゴブレット

映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』選ばれし4人の代表者【あらすじ】

ハリー・ポッターの両親を裏切ったピーター・ペティグリューがそこにいた。

ヴォルデモート卿、やはりあの小僧がいなきゃダメですか?

ダメだ、あの小僧がいなきゃダメだ。実行するのだ!

ヴォルデモートらしき声が部屋に響く。

ハッと気づいたハリーは、ウィーズリー家のベットで夢にうなされていた。



デスイーターと闇の印

また新しい年が始まる。

ハリー・ポッターハーマイオニーは、ロン・ウィーズリー家と出かけることになっていた。

ウィーズリー家と向かった先は、クディッチのワールドカップ。

ポート(移動)キーと呼ばれる魔法道具で、ワールドカップ会場へとワープした。

 

そこには世界中のクディッチが集まる聖域。

アイルランドチームvsブルガリアチームの戦いだった。

ブルガリアチームには、ロンも好きな世界最高のシーカーである”クラム”という男もいた。

 

ワールドカップ戦が終わったその夜。

逃げろーーーー!!!」急にウィーズリーの父が叫ぶ。

なんとデスイーター(死喰い人)がやってきたのだ。

彼らは死んだ人の魂を喰らう。

ワールドカップにきていた家族たちのテント型の家を、次々と焼け野原にした。

 

デスイーターの一人が空に向かって叫ぶ。

モースモールド(闇の印)!!

すると骸骨(がいこつ)の紋章が、空に浮かび上がっていた。

 

炎のゴブレットに名前を入れよ

今年はホグワーツ魔法学校とは別に、他の魔法学校との交流をする年であった。

女子校ボーバドン魔法学校

マダム・マクシームと呼ばれる長身のおばちゃんが率いる。

 

もう1校はダームストラング魔法学校

長髪のイゴール・カルカロフが率いる軍隊のような学校だ。

なんと、あの世界最高のシーカー、ビクトール・クラムもそこにいた。

 

さらに、今年は新たな先生として

マッドアイ・ムーディという片目を無くした男が赴任した。

もともと闇祓いをしていた男で、顔には無数の傷があり変な人と敬遠されている。

 

今年の目玉は「炎のゴブレット

炎のゴブレットに羊皮紙に名前を書いて入れる。

すると炎のゴブレットより選ばれし、各学校の代表者1名が3つの過酷な課題に挑戦し、

勝利した1名は永遠の栄光を手にすることができる。

 

制限として、危険すぎるがゆえに17歳以下は参加すらできない。

ロンの兄はもちろん、ハリーたちも参加表明すらできないのだ。

しかし、夜、カルカロフ先生が炎のゴブレットに忍び込んでいた。



3つの許されざる呪文

新任のムーディ先生の授業が始まる。

闇の魔術、魔防術専門らしい。

ムーディ先生の教えは「3つの許されざる呪文は何か?」というものだった。

 

1つ目は「服従の呪文

ムーディは気持ち悪い足のながーい蜘蛛を手に取った。

「エンゴルジオ(肥大化せよ)!」と大きくした後、

インペリオ(服従せよ)!!」と唱えると、蜘蛛はムーディの言うこと聞くようになった。

 

2つ目の呪文は「磔(はりつけ)の呪文」だ。

ムーディは、先ほどの蜘蛛をとり呪文を唱える。

クローシオ(苦しめ)!!

蜘蛛は苦しみ、奇声を発する。

 

3つ目の呪文は「死の呪文

ムーディは唱える。

アバダ・ケダブラ(生き絶えよ)!!

ムーディは言う。

生き残ったものが一人だけおる・・・

そうしてハリーを見つめた。

 

この3つの呪文は法律で禁止されている。

もし使えば、一生アズカバンの囚人となるようだ。

善良な人はもちろん使わない呪文。

 

炎のゴブレットには次々と立候補者が名前を入れていた。

ホグワーツからは成績優秀なセドリック

ボーバドンからはフラーと言う美しい女性。

ストラングからは世界成功のシーカー、クラム

などなど。

代表者が選ばれるのを待つだけだ。

 

代表者の選出とロンたちの嫉妬

さて、いよいよ代表者の選出だ。

炎のゴブレットから名前が吐き出される。

各学校から1名ずつ選ばれた。

 

選ばれたのは優秀なものばかり。

先ほども挙げた通り、セドリック、クラム、フラーが選ばれた。

さあ、3人の代表者が決まった!!

と終わるところだった。

 

炎のゴブレットは瞬き、さらにもう1枚の紙を吐き出す。

その紙には「ハリー・ポッター」と書かれていた。

なんと、ハリー・ポッターは入れてもない炎のゴブレットから、選出されることになってしまった。

 

17歳以下は参加できないはずなのに、選ばれたハリー・ポッターに対して周りからの視線が変わる。

ずるい、あいつはズルしたんだ。」と言うような声が学校中に響いた。

ハリーは絶対にやっていない。誰かが仕組んだのだ。

だが、生徒たちは信じない。

グリフィンドール寮の仲間や、ロンも口を聞かなくなってしまった。

 

先生たちの間では、参加させるべきかどうか議論が行われる。

「法に照らせば開始するしかない。」と言うのは、今回公的な立場から来ていた、魔法省のクラウチという男。

カルカロフは「炎のゴブレットを騙せるのは錯乱の呪文だけだ!

 

しかし、スネイプ先生は「危険が迫っている。ハリー・ポッターを囮に使ってみてはどうか?

と提案する。

マクゴニガル先生は止めていたが、ダンブルドア校長もスネイプ先生の意見に同意した。

 

かくして、代表者は4人となった。

炎のゴブレットの栄光を求めて、3つの課題に挑戦する。

この時点で、あんな結果を迎えようとは誰もが思っていなかった。

 

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