「ノー・マジ」のジェイコブ・コワルスキーは、ひょんなことからニュート・スキャバンダーと出会ってしまった。
ちなみに「ノー・マジ」とは、魔法を使えない普通の人間のことだ。
普通の人間だが、ジェイコブはとても魅力的なキャラクターだ。
エピソード1では、魔法使いのクイニー・ゴールドスタインと恋に落ちてしまった。
さて、第二作目ではどのような関係に発展したのだろうか。
ジェイコブ・コワルスキーとクイニー・ゴールドスタイン
ジェイコブ・コワルスキーは、小太りで優しそうな中年男性。
パン屋を始めたくて融資を申し出に銀行にいくも、経営計画が理解してもらえず融資を断れらた。
そんな時、ニュート・スキャバンダーと出会うわけだが、ニュートが持っていた魔法動物を飼っているカバンを取違え、魔法使いの世界へと引き込まれてゆく。
銀行融資は受けられないわ、ニュートの魔法に巻き込まれるわと絶賛ヒドい目に合いまくりな、気の良い非魔法族(ノー・マジ)のジェイコブ。パン屋を営むどころか、ニュートのトランクで魔法の世界を知ることに…!
ノー・マジですが #ファンタビ 最新作でもニュートと一緒に大活躍です!!#kinro pic.twitter.com/bL6r82S9Zv
— ワーナー ブラザース ジャパン (@warnerjp) 2018年11月30日
そんなジェイコブが、ポーペンティナ・ゴールドスタインに連れられて、妹のクイニー・ゴールドスタインに会うまで時間の問題だった。
クイニー・ゴールドスタインは、スタイル抜群で絶世の美女。
姉のティナと違って、甘えん坊で魅惑的な女性だ。
映画でも彼女を食い入るように見てる男性も少なくないだろう。
/
クイニーきたー!✨💕
\
ティナの妹で心が読める魔法使いクイニー!キュートで魅力的な彼女はモチロン、#ファンタビ 最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』でバッチリ登場します!そしてジェイコブとの関係は…この先の展開で明らかに♪#ファンタビ#kinro pic.twitter.com/6lV2l7Br3Y
— ワーナー ブラザース ジャパン (@warnerjp) 2018年11月30日
そんな彼女は、温和でキュートなジェイコブと恋をする。
第1作目では、ジェイコブとクイニーが接触を重ねるうちに心が惹かれあってゆくところが描かれる。
しかし、最後には、オリビエイト(忘却術)により、魔法の世界の記憶は忘れさせられてしまう。
本来ならば、彼と彼女の恋は叶わない恋だった。
グリンデルバルドの復活により、魔法界の規制がさらに厳しくなる
まず大前提として、ファンタスティックビーストの世界では、魔法使いと普通の人間が結びつくことは、法律上許されていない。
そのため、ノー・マジ(普通の人間)に魔法を見られたら、必ず「オリビエイト(忘却術)」をかけて、魔法の記憶を消すようにするのが鉄則だった。
これを破れば法律で罰せられる。
そんな状況が、第1作の『ファンタスティックビーストと魔法使いの旅』であったが、クイニーはジェイコブに惚れてしまい、オリビエイトをした後に、クイニーはジェイコブに会いにゆく。
それこそまさに、第1作の最後のシーンだ。
しかし、第2作目『ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生』では、ジェイコブとクイニーとの関係が交錯してゆく。
クイニーはジェイコブと結婚したい。
だが、ジェイコブは法律のことを分かっている。
人間と魔法使いが結婚できるわけがない。
「結婚は難しい。分かってくれ。」
とジェイコブはクイニーに告げた。
クイニーはそんな言葉を受け止めきれず、ジェイコブに怒ってしまう。
ジェイコブはクイニーの不満を心に思ってしまうが、口に出さずに飲み込んだ。
しかし、クイニーは人よりも「開心術(レジリメンス)」が強く、他人の感情を聞いてしまいがちだった。
ジェイコブが心に思ったひどい言葉を、クイニーは真に受けてジェイコブの元から去ってしまう。
開心術(レジリメンス)とは⁉️
相手の感情や記憶を読み取ることができる能力です🧙🏼♂️
クイニーはこの力が使えるので、彼女の前では心の中を覗かれてしまいます🤭#ファンタビ pic.twitter.com/VxGmWl06V9— 『ファンタスティック・ビースト』公式 (@fantabi_jp) 2018年11月30日
グリンデルバルドの復活により、魔法界と人間界の二極化は加速
もっぱらネタバレの内容だ。
第2作のしょっぱな、牢獄から移送されようとしていたグリンデルバルドは、自身の魔法をつかい脱出してしまう。
グリンデルバルドは、その強大な魔法をもつがゆえ、
魔法を抑えながら生きねばならない今の法律に納得がいっていなかった。
「魔法使いが自由を手に入れるために」
そんな言葉を合言葉に、クイニー・ゴールドスタインへも近づき、そそのかしてしまう。
クイニーは「魔法使いの自由」という言葉が、ジェイコブと一緒に暮らせる夢を叶えてくれるものだと、信じてしまう。
だが、グリンデルバルドのいう自由とは、
「魔法使いと人間は共存できる。
ただ・・・それぞれに適性があるのだ。
魔法使いが世界を統一し、普通の人間は奴隷として働く」という自由だ。
そんな言葉に騙されてクイニーは、グリンデルバルドの思想に傾いてしまった。
ニュート・スキャバンダーたちも、規制は厳しいが今の魔法省につくか、悪のグリンデルバルドへつくかの選択肢を迫られていた。
クイニーは、ついにグリンデルバルドの側へついてしまう。
これでジェイコブと幸せな家庭を・・・築けるはずはなかった。