私も驚きを隠せなかった。
ファンタビシリーズ第2作目となる『ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生』では、驚きの人物が登場する。
韓国女優のクローディア・キムさんが演じるアジア系の女性。
彼女は、闇の魔法使いクリーデンスと一緒に、クリーデンスの両親を探していた。
若く美しい彼女は、マレディクタスの呪いを背負った「ナギニ」だった。
ヴォルデモートの分霊箱となった「ナギニ」
ナギニとは、何を隠そうハリー・ポッターシリーズで、ヴォルデモートが一緒に連れていた「蛇」の名前だ。
ヴォルデモートは、不死鳥の力を得るために自分の魂を7つに分断し、7つのものに封印した。
封印した物を「分霊箱」と呼ぶのだが、
分霊箱の1つが「ナギニ」という蛇だった。
常にヴォルデモートと一緒に行動する。
そして、あのスネイプ先生を噛み殺したのもナギニだった。
ちなみにナギニとは、インドネシア神話に登場するナーガからきている。
J・K・ローリングは、ナーガからナギニと命名し、アジア人女性を起用した。
ナギニの驚きを誰かと共有したいのに、、!! #ファンタビ pic.twitter.com/RMKj82tHMr
— ダヨナーT谷 (@t_tani0620) 2018年11月28日
クリーデンスと行動を共にするナギニ
確かに、蛇に「ナギニ」という名づけるのも珍しいとは思っていた。
そして驚いたのがファンタビ2でのことだ。
フランスのパリで魔法動物のショーが行われていた。
「さあ、彼女こそ、生まれながらにして血の呪いを受けたマレディクタス!!
その彼女が蛇に姿をかえ、やがて人間の姿には戻れない呪いを背負っている!」
ショーのオーナーがこのように紹介すると、彼女は変身する。
\📢来日キャスト追加発表✨/
#ファンタビ でナギニ🐍を演じるクローディア・キムの来日🇯🇵が決定しました❗️すでに発表しているエディ、ジュード、キャサリン、ダン、アリソンと一緒に、ジャパンプレミア、ファンナイト、初日舞台挨拶を盛り上げます😍
お楽しみに💫https://t.co/ayu4G3GjsX pic.twitter.com/p21fux3y37— 『ファンタスティック・ビースト』公式 (@fantabi_jp) 2018年11月16日
ファンタビ1で死んだかに思われたクリーデンスは、両親を探すためにフランスのパリへ滞在していた。
そこに一人の女性が現れる。
彼女こそ「ナギニ」
ナギニはクリーデンスと行動をともに、一緒にクリーデンスの両親を探していた。
だが、彼女のルーツはいまだにわからない。
ヴォルデモートとの接触がどこかであるかも・・・?
ここまでくると想像してしまうのが「ヴォルデモート」の存在だ。
前にも記事にしたが、ファンタビ2では若き日のダンブルドア校長が登場する。
想定だがファンタビは、ハリー・ポッターの世界から20~30年前の話だろう。
⇨【ネタバレ注意!!】映画続編『ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生』若きダンブルドアが鍵を握る
呪いをもつ彼女は、やがて蛇の姿のままになってしまう。
ヴォルデモートが連れていたナギニ。
人間の姿のナギニ。
ファンタビの物語の中で、幼きヴォルデモートとナギニの接触が描かれても不思議ではない。
映像化するかは別だが、小説には伏線が登場するのではないだろうか。
ファンタビ観るとヴォルデモートの親ってクリーデンスとナギニかな?って思ってしまう。 pic.twitter.com/lnon4ALeUv
— ピーナッツ坊や (@Peanutsboy888) 2018年11月30日
袂を分かつクリーデンスとナギニ
クリーデンスとともに行動をしていたナギニだったが、グリンデルバルドがクリーデンスに近づいた。
闇の魔法を内面に抑えつけ、さらに知らぬ両親のおかげで虐待重ねて育ったクリーデンスは、心の闇が広がっていた。
グリンデルバルドの「魔法使いが自由に暮らせる世界を」の言葉と、
自分が今まで抑制してきた内面、さらに両親を探すため、魔法の力を解放させる思いとが合致してしまった。
ファンタビ2のラストでグリンデルバルドが、集会に参加したメンバーに問いかける。
「魔法省につくか、こちら側(グリンデルバルド)にくるか」
クリーデンスは深く抱えた闇を解放するため、グリンデルバルド側につくが
ナギニはグリンデルバルド側へはつかずに、残った。
彼女はクリーデンスのことを思い悩み、第3作目へと進んでゆく。