『スターウォーズ エピソード1』で絶大な人気を誇るクワイ=ガン・ジン。
フォースの力に引き寄せられ、少年時代のアナキン・スカイウォーカーと出会う。
クワイ=ガン・ジンは何かに従うかのようにアナキンを弟子にする決意をする。
彼の性格や年齢は?
「一つの物事から先を読み行動する」ジェダイの資質
クワイ=ガンは、タイトゥーンに着陸した後、ジャンク屋で奴隷のアナキン・スカイウォーカーと出会う。
アナキンの活発な行動、そして自然の流れを知り自分たちを助けてくれたことをみて、
「物事を先読み、そして行動する。これはジェダイの資質だ」とアナキンに注目し始める。
アナキンを母と一緒に売られた奴隷と知りながら、母にそのように伝えるのだ。
この時の少し寂しげな顔つきは母を悟らせるものがあった。
彼の行動力や子どもながらにしてもつ力、
そして父がおらず、母のお腹に身ごもった彼を特別な存在となっていった。
『フォースの力を感じる』意外と強情だった?
ボッドレースに優勝したアナキンは、母との別れを惜しみ
クワイ=ガン・ジンらジェダイとともに共和国のジェダイ達のもとへいく。
そしてアナキンをジェダイに加えるために、ジェダイ達を説得しに言った。
しかし「育ちすぎている」と言われ、反対を受ける。
アナキンは自分でものを考えるようになっていた。
そして母を失った悲しみを抱えるほどに成長していた。
マスターヨーダらは、そんな悲しみ(負の心)を抱いているアナキンが
ジェダイになることを恐れていた。
だがクワイ=ガン・ジンはそんな意見をものともせず
「フォースの力を感じる。フォースに導かれている。」と言った。
「フォースの力」と言えばそれなりの説得力を持たせられる。
クワイ=ガンがダースモールに倒された後、
マスターヨーダにも「強情で頑固」と言われている。
力を見誤った?感覚が衰えていたクワイ・ガン・ジン
クワイ=ガンは自分の力を見誤ったと推察される。
なぜなら、船の修理が終わりタイトゥーンを離れようとした時、
ダースモールが襲ってきてクワイ=ガンと少しの一騎打ちになった。
このときクワイ=ガンは船に戻ることを優先していたこともあるが
ハッキリいって押されていた。
名剣士ならば力の差ぐらい見極めても良いはず。
しかしナブーでダースモールと戦った時も、オビ=ワンをおいて一騎打ちに持ち込んだ。
勝算があったのなら良いのだが、動きや体力的に勝てないのは十分にわかったはずだ。
おそらく、アナキン・スカイウォーカーという次世代のジェダイを見つけ、
マスターヨーダにゴリ押しするほど、頭が硬くなっていたのだろう。
のちにダース・ベイダーとなったアナキンを発掘したことからも
自分の差す先見の明が衰えていたのではないだろうか。
全てを教えたからこそ
そんなクワイ=ガンだが弟子には恵まれた。
オビ=ワンがダースモールの油断をつきダースモールを倒してしまった。
クワイ=ガンはエピソード1の劇中で、オビ=ワンのことを
「全て教えた」といっている。
この時、死期が近いのを悟っていたのかもしれない。
ダースモールに腹を刺された後、しっかりと火葬されるシーンがあった。
だが、のちのエピソードでクワイ=ガンは戻ってくることになる・・・。