スターウォーズシリーズのスピンオフ映画『ハン・ソロ』
旧3部作(エピソード4〜6)で登場するハン・ソロの若き日の物語だ。
彼の友人ランド・カルリジアンとの出会いの秘密も隠されている。
どのようなストーリーなのか
そもそも面白いのか
ハン・ソロの勇敢で熱くてクールな姿を楽しもう!
スターウォーズファンの方には気になる映画であったことだろう。
エピソード4〜6の英雄ハン・ソロの若き日を描いた物語だ。
スターウォーズファンなら、あのレイアと出会って結婚する姿を知っているのだから、どのような人物に仕立てられたのか気になるところである。
※ネタバレになるから注意してほしい。
エピソード4より10年〜15年ほど前。
複数の犯罪シンジケートが宇宙を恐怖に陥れていた。
彼らは食料、薬、ハイパー燃料な度を狙っており、特にコアクシウムという物質は高く売れた。
ハン・ソロは惑星コレリアで、卑劣なレディ・プロキシマという妖怪顔に支配されていた。
ハンソロは既に恋人がいる。その名はキーラ。
ハン・ソロは、プロキシマからの支配を逃れるため、キーラと惑星コレリア抜け出そうとしていた。
しかし、
空港の検問の扉で、プロキシマの衛兵部隊にキーラだけ連れ去られてしまい、ハン・ソロだけ船の外側に残ってしまう。プロキシマの手から逃れるには、ハン・ソロは旅立つしかなかった。
キーラは一人連れ去られてしまった。
ハン・ソロは早くコレリアに戻ってキーラに会うため、パイロットに志願し、そしてケベックたちと出会った。
ケベックは、グリムゾンドーンというシンジケートの中ボス、ドライデンに雇われていた。
彼と同行すると、なんとドライデンの副官としてキーラがいた。
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今回の主要キャラクターは以下のようだ。
◆ハン・ソロ(主人公)
◆チューバッカ(おなじみの猿人)
◆キーラ(ハン・ソロの元恋人、ドライデンの副官)
◆ケベック(ドライデンに雇われる身)
◆ヴァル(ケベックの妻)
◆ランド・カルリジアン(ファルコン号の持ち主)
◆L3-37(ランドと同行するロボット)
◆エンフィスネスト(コアクシウムを狙う盗賊・・・?)
◆ドライデン(グリムゾンドーンの中ボス)
◆グリムゾンドーン(ドライデンらが所属するシンジケート)
主なキャラクターは以上だ。
新キャラばかりで、非常に魅力的なキャストばかりだ。
まず映画として面白い。
スターウォーズを観てなくても十分に楽しめる作品。
スターウォーズの宇宙空間に、ライト銃などもあるが
何よりもストーリー展開のテンポの良さ、
ハン・ソロの勇敢さ、チューバッカの強さ
ランドとの出会いなど過去のスターウォーズシリーズから、想像を膨らまさせられる映画だ。
『ハン・ソロ』はアクション性がものすごい。
宇宙船での戦いや陸戦は普通にすごいが、
特に感動したのは1つ目のコアクシウムを奪いに行くところ。
コアクシウムを運ぶ列車の動きが、臨場感とスリルに溢れている。
エンフィスネストの襲撃から身を守り、コアクシウムを奪おうとするシーンは目が離せない。
アクション性:★★★★★
ハン・ソロの舞台はそこまで大きくない。
一人の男がキーラに会うために生き延びるが、次第にシンジケートに巻き込まれてゆく。
スケールの大きさというよりは、出会いやミステリアスさを楽しむ映画だ。
スケール性:★★★★
懐かしいのはチューバッカ(猿人)との出会いだ。
エピソード4では、オビ=ワンとルーク・スカイウォーカーが船乗りを探す際、既にチューバッカが隣にいた。
ハン・ソロはもともと一人。
映画でチューバッカとの出会いが描かれる。
この時のチューバッカの怪力具合は本当にヤバいレベル。
観てるこちらが白目剥くくらい、残酷性のある殴り方だ。
人間の体など簡単に潰されてしまうくらい凶暴だ。
⇨【映画『スターウォーズ エピソード4〜新たなる希望』ルーク、ジェダイへの道〜あらすじネタバレ】
新しい仲間?であるケベックは、生き残るために手段を選ばない人間だ。
ドライデンに殺されないよう、学んだ処世術だったのだ。
また、キーラはドライデンに身を助けられ、永遠を誓った仲。
過去に別れたハン・ソロとの再開にも、自分は裏切れない気持ちから選択を迷ってゆく。
彼女の心の移変わりにも注目だ。
とにかくキーラはミステリアスだ。
惑星コレリアでハン・ソロと別れるまでは、一人の男を愛する可愛い女性だった。
しかし、
プロキシマに捕まった後、ドライデンに拾ってもらってからは、心に闇を抱えたままだった。
もちろん彼女は受け入れている。
ハン・ソロに何度問いかけられても「私の過去を知ったら変わってしまう」と最後まで隠しているのだ。
作中に出てくるグリムゾンドーンの中ボスみたいな存在。
ドライデンは顔に無数の傷があり、只者ではない予感はさせる。
ケベックはもちろん、キーラも全然手が出ない。
ドライデンの後ろには、グリムゾンドーンがおり、逆らってはいけないようだ。
逆上しやすく、卑劣さ極まりないドライデンは、ハン・ソロたちに襲いかかる。
チューバッカとの出会い同様、
ハン・ソロの愛してやまないファルコン号との出会いも明かされる。
もともとはランド・カルリジアンの所有物だった。
ハン・ソロはファルコン号と出会い、
そしてドライデンや帝国軍から逃げるためにファルコン号を荒々しく使う。
ランドは、ファルコン号を痛めつけられ「もう2度と会わない」というが・・・
ファルコン号がハン・ソロのものとなるまでの話が、友情温まるエピソードとして描かれている。
もっとも驚いたのは、あのダースモールらしき人が登場した。
ドライデンを倒した後、キーラはドライデンの指輪を奪って、グリモゾンドーンに連絡をとる。
そして連絡を取っていた相手は、フードをとり、そこにはダースモールの姿が映し出されていた。
スピンオフならではの展開なのかもしれない。
しかしエピソード1で、若きオビ=ワンに殺されてから約30〜40年立っていると考えられる。
体が二つ半分になったのも覚えているが、まさかグリムゾン・ドーンの裏の支配人だった・・・?
こんな所にも注目だ。
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最後に、『ハン・ソロ』は単純に映画として面白かった。
アクション性、スリル性抜群。
もちろんスターウォーズのエピソード1〜6を観ておくと、もっと楽しめる。
しかし、ハン・ソロの勇敢さ、女好きさ、自由奔放さは継承されており、
若きハン・ソロにどこか懐かしさを感じてしまう。
もし観てしまったら、ハン・ソロに惚れてしまうのは間違いないだろう。
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