ダンブルドアが殺された。
ヴォルデモートを倒す唯一の方法は、彼自身の魂が宿る7つの分霊箱(ぶんれいばこ)
これまでに「ヴォルデモートの母の指輪」「バジリスク」「トム・リドルの日記」を破壊してきた。
だが、ダンブルドアが殺しされたいま、ハリーたちは自分たちの力でヴォルデモートの立ち向かわねばならなかった。
世界は、ヴォルデモートの支配されようとしていた。
魔法省の大臣がヴォルデモートの仲間になった。
マグル(普通の人間)は殺され、世界は恐怖で包まれていた。
そんな時、ヴォルデモート軍団はハリーが動くのを待ち構えていた。
スネイプはヴォルデモートの会議に参加し、ハリーの出方を探っていた。
未成年(20歳以下)だと、特有のニオイがつくらしく、ヴォルデモートたちにバレてしまう。
ハリーだけ20歳以下だった。
スネイプの情報では、次の土曜の日暮れであるとの情報だった。
ヴォルデモートはいう。
「ポッターと私の杖は芯が同じだ。
芯が同じだと、傷つけることはできても殺せはしない。」
そういってヴォルデモートは杖を探していた。
セブルス・スネイプはなんとも言えない表情をしている。
ハリーたちは、ヴォルデモートたちを騙すために、土曜の日暮れに出発を結構する。
これはヴォルデモートの動きへの対策だが、すでにスネイプの力で知られてしまっている。
しかし、彼らは知らずに決行す流。
不死鳥の騎士団では、全員がポリジュース薬を飲んでハリーに化ける方法をとった。
そうすれば誰かが追いつかれても、敵の兵力を軽減できる。
ウィーズリー双子兄弟、マンダンガス(雇われ)、ロン、ハーマイオニー、リーマスが変身した。
みんな顔と姿がハリーだ。
こんなに面白いことはないだろう。
ムーディはマンダンガスを監視し、本物のハリーはハグリッドと一緒に行動することとなった。
出発してすぐだった。
動きを読んでいたヴォルデモート軍団が騎士団を襲う。
ハリーとハグリッドは気絶しながらも、ヴォルデモートからなんとか逃げ出すことに成功したのだった。
ハリーたちがついたのは、ロンの家だった。
みんなもほどなくして到着する。
しかし、無数のデスイーターに襲われ、ムーディ先生は死んでしまった。
ムーディはマンダンガスと行動していたが、マンダンガスは途中で逃げ出してしまった。
やはり油断ならないやつ。
誰かが負傷していくこの戦い。とても残酷だ。
その夜、ハリーは夢を見た。
ヴォルデモートと杖屋のオリバンダーとが会話するシーンだ。
ヴォルデモートは杖を探していた。
ほどなくして、ハリーたちの元へ、魔法省大臣が訪れる。
なんの要があって、魔法省が訪れたのだろう。
それは、とてもいいことだった。
「ダンブルドアの遺品」だ。
ダンブルドア校長は死ぬ前に、ハリーたちにとある物を渡す。
遺品は全部で3つだ。
1つはスニッチ。これはクディッチの戦いでハリーが手にした物だ。これはハリーに。
2つ目はライター。これは部屋の光を吸収し、また光を与えることができるライターだ。
これはロンに。
3つ目は本。吟遊詩人ビードルの物語という本だ。これはハーマイオニーに。
3つの遺品を、ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人に配ったのだ。
遺品はこれだけではなかった。
ダンブルドアから魔法省が聞いた話だと、ゴドリックグリフィンドールの剣も、ハリーに託したようだ。
しかし、剣は映画『秘密の鍵』でバジリスクと戦ったあと消えてしまった。
ハリーたちは、少ない手がかりを頼りに、分霊箱を見つけて壊す必要があった。
翌日、ビル・ウィーズリー(ロンの叔父)、とフラー・デラクタールの結婚式が行われた。
だが、式の途中でデスイーターたちに襲われ、それどころではなくなってしまう。
リーマスの指示「逃げろ!!!」との合図で、ハリーたち3人だけ移動呪文で逃れたのであった。
ハリーたちは行き場所を探していた。
マグルの世界でもヴォルデモートの刺客が襲ってくるのに、最も安全な場所と選んだのは「不死鳥の騎士団」の家であった。
ハリーたちは、とんでもないことを発見する。
RABはシリウス・ブラックの弟の家の扉で発見するう。
彼の名前は、レギュラス・アークタルス・ブラックという名前だ。
彼らの頭もじ「R」「A」「B」を組み合わせるとRABだ。
RABといえば、映画『謎のプリンス』にてRABという人が、分霊箱の本物を盗んだ書いていたからだ。
不死鳥の騎士団の部屋で見た、クリーチャーというゴブリンが分霊箱を奪った。
しかし、分霊箱は焼いても塗っても、どうしても破壊できなかった。
普通の魔法呪文では破壊できない。
クリーチャーも破壊を命じられていたが処分ができず、マンダンガスに取られたようだった。