ヴォルデモートが切り分けた7つの魂である分霊箱。
分霊箱を破壊すればヴォルデモートを倒せるため、ハリー、ロン、ハーマイオニー、そして不死鳥の騎士団は動き出す。
動きを読まれたハリーたちだったが、何とかデスイーターたちの手から逃れることができた。
そして、本物の分霊箱を持ち去ったとされる「RAB」の正体にたどり着く。
ネックレス型の分霊箱「ロケット」を終え
シリウスの弟である「RAB」が分霊箱を持ち去っていたが、不死鳥の騎士団の家でその手がかりを見つける。
かつてRABと一緒に住んでいた、ゴブリンの妖精クリーチャーは、分霊箱と思われる存在を知っていた
分霊箱は「ロケット」という名のネックレスだ。
クリーチャーによれば、分霊箱を破壊するように命じられたが、火で焼いても砕いても壊すことができなかったので、マンダンガス・フレッチャーに渡してしまっていた。
マンダンガスを追い詰めることに成功したハリーだったが、魔法省のアンブリッジに捕まり、通行証として分霊箱を渡してしまったらしい。
これは一大事!
ハリーたちは魔法省の役人にポリジュースで化けて、アンブリッジのおばさんに接触し分霊箱を持ち去ることに成功する。
分霊箱を破壊できるもの
せっかく分霊箱を手に入れたのに、どれだけ魔法で壊そうとしても壊れない。
なぜ破壊できないのか。
さらに分霊箱には少なから悪の要素が仕込まれていて、ただつけてるだけでもイライラしてくる分霊箱。
ハリーは精神を高ぶらせながら、ロンが聴くラジオを黙って聞いていた。
すると、スネイプ先生がホグワーツの校長になったのを知った。
翌日だった。ロンが一人でいる時、
急にハーマイオニーが思い立ったように行った。
「グリフィンドールの剣は、ゴブリン製よ?
自らを強化するのものを吸収する。
分霊箱を破壊したでしょ?
バジリスクの牙で!
グリフィンドールの剣は、バジリスクの毒を吸った。」
となれば、グリフィンドールの剣さえあれば、分霊箱を破壊できると言うことだ。
分霊箱は、バジリスクの牙を剣で破壊できる。
ロンの嫉妬とゴドリックの谷へ
剣の話をハリーとハーマイオニーだけで話をしていると、ロンが嫉妬してきた。
「僕もいるんだ!」
わかってはいたがハリーとハーマイオニーには、特別何もない。
だが、ロンは相当な嫉妬心を抱き、ハリーとハーマイオニーはできてるんじゃないか。
と疑い、ロンはついに家出をしたのであった。
2人で探しに行ったハリーとハーマイオニーは、
まずハリーの故郷であるゴドリックの谷へと向かう。
そこでは、女性の老人が話しかけてきたが、まさかその人にゆかりあるひとかはわかりませんが、
その女性こそ、蛇だったのだ。
ハリーたちは教わればがら、逃げ延びることに成功する。
結局ゴドリックの谷には何もなかった。
しかし、
ハーマイオニーは、ゼノフィリウスがつけていたネックレスと同じ形のものをゴドリックの墓場で見つけていた。
ロンの嫉妬心に導かれるグリフィンドールの剣
それは夜のことだった。
ハリーが見張りをしていると、一頭の鹿の形をした白い守護霊がハリーを導いた。
すると白い鹿の下から、水全体が凍っている場所だ。
剣らしきものをみつける。
まさか、そこには剣があるのがわかった。
ハリーたちが追い求めたグリフィンドールの剣だった。
氷を溶かし、泳いで剣を取り出そうとした。
水に入ると、ハリーが身につけていたロケット急に剣から遠ざかろうとした。
ハリーは死ぬかと思ったが、誰かに引き上げられる。
そこにいたのは、なんとロンだった!
ロンは一度出て行ったが、やっぱり戻って来たのだ。
いよいよ、グリフィンドールの剣で分霊箱を破壊する時だ。
ハリーは、蛇語でロケットを解放する。
すると、
分霊箱から得体の知れない巨大な闇が現れ流。
巨大な闇はロンの弱い心を写し出した。
彼が、ハリーとハーマイオニーに嫉妬していること。
ハリーとハーマイオニーが愛し合っている姿が映し出される。
だが、ロンは、そんな闇を
剣でぶった切った。
残る分霊箱は3つ。
ハリーたちは新たな手がかりを探しにゆく。